2012/11/27

大川で苔玉のワークショップをしました。

先日のブログでご報告した、宮城県石巻市大川地区で
苔玉のワークショップをしてきました。


サポサポprojectとしては、定期的に都内で開催している
チャリティー展以外の活動は通常行っていませんが、
今回はサポサポ6の支援先、大川きぼうプロジェクトさんとのご縁で
個人的に、サポサポ参加作家の影山学さんと、西村理恵子さんに
先生をお願いして実現しました。


会場は前回も伺った三反走仮設団地集会所。

予想を上回る、約20人ほどの方がご参加くださいました。

なかなか男性の方が楽しめる企画が無いので
盆栽のように楽しめる苔玉はいいのではないかということ
だったのですが、男性も2名!ご参加くださいました。


お一人の方は、用意したナンテンの木を見て、
流されてしまったご自宅の庭にナンテンがあったので
嬉しいと喜んでくださいました。

用意した植物達。

もう一人の方も帰り際に「楽しかったよ」とお声をかけてくださり
とても嬉しかったです。


苔玉を乗せるお皿は西村さんの手作り。



皆さん真剣に説明を聞いてます。

影山さん、実演中。

遅れて参加くださった方につきっきりで教える西村さん。



参加者の方の作品

皆さん初めての苔玉作りで、なかなか滑らかになるまで混ざらない土や、
バラける苔に苦戦しつつも、夢中で作業されていました。
完成した苔玉を嬉しそうに持ち帰る姿を見て、
ワークショップをやって良かったなぁ、と実感しました。


 
ワークショップが終わってからは、
3月にサポサポメンバーで清掃のお手伝いをした尾崎地区の高台へ行きました。






3月にも参加した西村さんは、実に8ヶ月ぶりに同じ地へ
来たわけですが、途中の長面地区の様子も合わせて
かなり変化した様子に
「前は、大川小の脇から、両側が水浸しの中、
橋のような真新しい〝道〟を通って奥の方まで行ったのですが
半壊だった家々がすっかりなくなっていて、
山積みだった瓦礫の山がほとんど減っていた光景に、
月日の流れを感じました。

半面、高台からの景色は時間が止まったままのように見えて、
本当の復興ってこれからなんだなと思いました。」

とおっしゃっていました。



大川では今後も可能な限りワークショップを開催出来たらいいと思っています。

 

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